失業保険の手当てをもらうには求職活動を月に2回行わなければなりませんが、結構悩みますよね?
結論から言うと、ハロワ職員に求人票を見せて質問をする「職業相談」が実績作りには向いています。
[st-kaiwa1]僕も9割は職業相談で実績を作ったよ[/st-kaiwa1]
なのでこの記事では
- 失業保険の求職活動で実績になるもの
- オススメの実績作りは「職業相談」
- 職業相談で使える相談内容
この3つを詳しく紹介していきます。
私自身、失業手当をもらっていた時に他の記事を参考にしていたんですが「もうちょっと細かく教えてほしい」と思うことが多々ありました。
なので実際に私が経験したことを細かく記事にしていますので、かなり参考になるかと思います。
失業保険の求職活動で実績になるもの
失業手当をもらうためには決められた認定日に失業認定をもらわなきゃいけないんですが、そのためには認定日と認定日の間に「2回の求職活動実績」が必要になります。
失業手当の説明会でも説明されますが
[st-kaiwa1]具体的に求職活動になるものってなんだろう?[/st-kaiwa1]
って思う人もいますよね。
なのでここでは求職活動に含まれる項目を紹介します。
職業相談
失業手当受給のための実績作りとして一番ポピュラーなのが職業相談です。
これはハローワークの職員に就職のことで相談することでして、求人票のわからないことや、就職に関して有利になることなどを相談するとハンコがもらえます。
[st-kaiwa1]求人検索をして求人票を印刷するだけじゃ実績にならないから注意![/st-kaiwa1]
基本的には求人票を出して、相談するのが間違いない方法です。
最初の方は「求人検索パソコンの使い方」などの質問でもOKなので分からないことは聞いてみましょう。
時間にして5分~10分で終わりますのでオススメ。
記事後半に「求人活動として使える質問・相談内容」を紹介してるので、気になる人はチェックしておきましょう。
求人に応募
こちらは求人出してる企業に応募することですので、面接があり合格すれば就職になります。
再就職に意欲的なら進んで応募しましょう。
それでもダメなら失業保険から手当てがでますし、失業保険受給中に就職が決まれば別の手当てがでます。
資格試験を受ける
就職に関係する国家資格などの試験を受けることでも求職活動として認められます。
例えば簿記検定やFP(ファイナンシャルプランナー)なども実績になりますので、資格が欲しいならこのタイミングで受験してみるといいかもしれません。
セミナーに出席する
ハローワークが開催するセミナーなどを受けることでも求人活動となります。
内容にもよりますが1時間~2時間くらいになります。
[st-kaiwa1]実績作りとしてみたら長い方だけど、タメになるしオススメ![/st-kaiwa1]
基本的にハローワークの入り口とかにセミナーのチラシが置いてあったりするので興味があったら見てみると自分が欲しかった情報が載ってるかもしれません。
予約制になるので、ハローワークの受付にて申し込みしましょう。
関連記事【体験談】ハローワーク主催のセミナーに参加してみた|失業保険の実績作りのための求職活動
求職活動実績にならないものは?
反対に一見求職活動の実績になりそうだけどならないものは?
- 求人検索で求人票をだしただけ(相談すればOK)
- 自宅でのネットで求人を探した(応募すればOK)
- 求人に問い合わせをした
- 転職や求人サイトに登録した
このようなことは求職活動にはならないので注意しましょう。
基本的にはハローワーク職員を通しての活動が実績になると意識していれば大丈夫です。
オススメの実績作りは「職業相談」
ここまで失業保険の求職活動になるものとならないものを紹介しました。
その中でオススメなのはハローワークの職員との職業相談でして、理由は時間がかからないからです。
失業手当を全てもらうつもりなら最低でも8回の実績が必要になりますので、毎回セミナーや資格試験に参加していては時間もお金もかかってしまいます。
なので、サクッと終わらせるには「職業相談」が一番手軽でいいと思います。
ただし、失業手当の受給要件にあるように「就職の意思がある」ことが前提なので、しっかりと意識しておきましょう。
また、ハロワで相談した内容はすべて記録されているので、楽しようとして同じ質問をしないように。
次は職業相談で使える相談内容をいくつか紹介します。
【求人票】実績作りに使える質問ネタ
求人票に書いてあることについての質問でも求職活動とみなされるので、簡単に実績作りができます。
基本的には『求人票のわからないところを相談して、家に帰って考えてみます』と言えばその企業に応募せずにハンコだけもらえます。
給料の幅が大きい
ハローワークの求人票には、給与「180,000円~350,000円」と、めちゃくちゃ幅がある求人がかなり出ています。
いくら実績のための相談とはいえこれは気になりますよね?
なので、求人票を見せて
[st-kaiwa1]この会社の給与の幅が気になるんですけど、実際どのくらいもらえるんですかね…?[/st-kaiwa1]
と、相談しましょう。
転勤はあるの?
大手チェーン店などの求人の場合有効です。
できれば家から遠くない場所がいいという希望を出したのち
[st-kaiwa1]この会社って転勤とかあるんですかね?[/st-kaiwa1]
って聞きましょう。求人票に乗っていない場合もありますので、その時は問い合わせてもらいましょう。
試用期間とは?
[st-kaiwa1]試用期間ってなんですか?[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1]普通の雇用とは条件が変わりますか?[/st-kaiwa1]
など試用期間について分からないことを相談してみましょう。
ほとんどの求人票には内容がしっかり書いてありますが、まれに何も書いてないものがあるのでそれに対しても突っ込んでみるといいでしょう。
休み・有給はどうなってるの?
「週休2日」と書いてあっても、必ずしも週に2回休日があるわけではないんですよ。知ってましたか?
ちゃんと2日間の休みがある場合は「完全週休2日」と書かれています。
[st-kaiwa1]この会社の休日はどうなってますか?[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1]有給はちゃんと使えるんですか?[/st-kaiwa1]
このような相談もできます。
有給が取れないブラック企業に入ってしまったら、またすぐに辞めてしまう人も多いのでここはしっかりと聞いておくべきです。
残業時間・残業代について
休みと同じでブラック企業を避けたい人が気になる「残業」についての質問も鉄板です。
[st-kaiwa1]求人票にはこうかいてありますけど、実際の残業時間はこれ以上にはならないんですかね?[/st-kaiwa1]
また、残業代に関しても、書いてあることと違ったりしないの?って相談するのは有効です。
企業に問い合わせるほかないんですが、私が聞いたときは
[st-kaiwa1]残業なしって書いてありますけど本当にないんですかね?笑[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]う~ん・・・多分ちょっとくらいは残業あると思いますよ。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]そうなんですか・・・もう一回考えてみます[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]はい。ハンコ押しておきまーす[/st-kaiwa2]
って感じでした。
【相談のみ】実績作りに使える相談内容
こちらは求人票を出さずに直接職業相談をするパターンです。
求人検索の方法を教えてほしい
私もパソコンは得意な方だったんですけど、求人検索用のパソコンって本当に使い方が分かりにくかったりするんですよ。
特に業種や地域の検索設定したいんだけど、どこにあるのかわからなかったりも。
なので、まず初めに使ったあとに相談し、『パソコンの〇〇で探すときの使い方を教えてください』など、設定方法を教えてもらいましょう。
実際に職員と相談するところにパソコンがあるので、画面をみながら教えてくれます。
よさそうな求人を出してほしい
自分ではなかなか条件に合った求人が見つからないから、ハロワ職員によさそうな求人を出してもらう方法。
ハロワカードを作るときに記入したとおり希望は伝わってるので、範囲を広げたり希望を変えつつ出してもらいましょう。
3枚ほど出してもらったら『持ち帰ってゆっくり見てみます』という風に、実績が作れます。
実際にそのあともっていって、求人に対しての相談をすれば2回分の求職活動となります。
業種の幅は広げた方がいいのか?
最初にハロワで求職申込をした際に、「希望の業種」を選択するんですが、求人が少なかったら他の業種も考えてみるという風に相談ができます。
もしくは、『今はどんな業種の求人が多いんですか?経験等は必要ですか?』という相談もできます。
セミナーってどんなのに出ればいいの?
セミナーに関しての情報をもらうのも実績になります。
[st-kaiwa1]実際セミナーではどんなことを教えてるんですか?[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1]ハローワークでやるセミナーがあったら教えてほしい[/st-kaiwa1]
そうすれば、チラシなど持ってきてくれるので、軽くチェックして考えときますーでOK。
職業訓練について教えてほしい
職業訓練についても相談すると教えてくれますので、有効です。
また、チラシやパンフレットも持ってきてくれるのでその場で答えをださなくていいのも手軽です。
以上が求職活動に必須な職業相談での質問・相談内容でした。
実際に私も使ってきましたので、みなさんもアレンジしてつかってください。
まとめ:失業保険の求職活動は「職業相談」で実績を作ろう
失業保険手当のための求職活動で実績になるもの
- 職業相談
- 求人に応募
- 資格試験を受ける
- セミナーに出席
求職活動にならないもの
- 求人検索で求人票をだしただけ
- 自宅でのネットで求人を探した
- 求人に問い合わせをした
- 転職や求人サイトに登録した
求職活動として実績をつくるならオススメは職業相談。
ハローワークへは給付日数によっては10回以上も実績を作らなきゃいけないので、手軽に終わらせらるように考えておきましょう。
私が実際に相談した7回分の会話は『【失業保険】求職活動実績のためにハロワでした会話を公開!全部で7回のリアルな相談まとめ』こちらから見れます。
リアルに書いてあるのでこれから失業保険を受給しようと思っている人の参考になると思います。
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